良質な化粧品
『肌につけて良い物は食べても安全な物』これは良質化粧品の基本条件です。
皮膚は体内器官を守るためにある臓器の一つです。本来はそのまま何もしないで自然に任せておけば自動調節して守る機能があります。しかし現代人の生活状況と外部環境の悪化をみると、皮膚細胞は大きな負担を強いられており、長年の生活で傷んでいることが考えられます。したがって最小限の肌ケアは行った方が望ましいといえます。
ではどんなケアが必要かといえば、皮膚を構成している細胞が健全な生命活動ができるよう保護することが基本です。そのためには2つ条件があります。一つは皮膚の内部組織の健康状態を保つことです。次に外界からの負担によるダメージを最小限にするケアです。化粧品は、外界からの攻撃から皮膚細胞を守るためのガードの役割です。
外界からのダメージを与える要因は、化学物質、塵埃、細菌・ウイルス、紫外線、乾燥など多くのものがあります。それらの有害物から皮膚を守るものと、皮膚の質を高めて自ら守る機能を向上するものとの2種類が必要となります。
良質化粧品の条件
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皮膚にダメージを与える以下の成分が含まれないもの
合成界面活性剤……強力な破壊作用で皮膚細胞を傷める
香料……人工香料はアレルギーの原因や自律神経への有害刺激となることがある
着色料……タール系色素など合成着色料は皮膚細胞に負荷をかける
鉱物油……皮膚表面を物理的にふさぎ皮脂や汗(不感蒸泄)の分泌を妨げる
防腐剤……皮膚細胞の生命活動を妨げる
合成安定剤……皮膚細胞の生命活動を妨げる
紫外線吸収剤……皮膚細胞への負担
シリコン……肌表面を滑らかにする効果があるが皮膚細胞の代謝を妨げる
合成ポリマー……石油由来の合成樹脂は皮膚細胞の代謝を妨げる -
配合成分にキャリーオーバーが無い
キャリーオーバーとは、化粧品の原材料から成分を抽出する際に微量の溶媒や重金属が残ってしまうことです。溶媒や重金属類は、微量でも毒性が強力です。
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素材が良質で製造法が安全
皮膚に触れるものはオーガニック素材を原料とするものが望ましい
容器等の樹脂(プラスチック)素材は溶けることがない安全な原料のもの -
信頼できるメーカーを選ぶ
長い歴史と実績があり、品質管理が行き届いており、コンセプトが消費者優先で良質製品を製造する姿勢が明確。
化粧品・化粧用品の種類
化粧品や化粧用品は様々なものがあります。
何を使う場合も『良質化粧品の条件』を基に安全・良質なものを選びましょう。
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スキンケア化粧品
洗浄……クレンジング、洗顔料、石鹸など
保湿……化粧水、乳液、クリーム、美容液など
紫外線よけ……日焼け止めクリーム、日焼け止めスプレーなど
その他……アフターシェーブローションなど
パック:シートマスク、洗い流すパックなど
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メイクアップ化粧品
ベースメイク……ファンデーション、コンシーラー、パウダーなど
ポイントメイク……アイシャドウ、アイライナー、マスカラ、チーク、リップなど
その他……つけまつげ、ネイルポリッシュ(マニキュア)、ウィッグなど
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UVケア化粧品
日焼け止め乳液、日焼け止めクリーム、日焼けスプレー、日焼け止めパウダー
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ボディケア化粧品
ボディソープ、ボディクリーム、ボディミルク、ボディスクラブ、入浴剤
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ヘアケア化粧品
シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアオイル、ヘアスタイリング剤
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その他
香水、コロン、デオドラントなどのフレグランス類
コットン、パフ、メイクブラシなど