外的要因

【感染爆発はなぜ起こるのか】

コロナ感染は拡大の一途

新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延は、増加の一途で感染爆発の様相を呈してきました。なぜこれほどまでに広がってきたのでしょうか。2019年12月に新型コロナウイルスの流行が始まって以来、日本では国民こぞってコロナ蔓延を防ぐ努力をしてきました。
日本人はまじめで一途な人が多く、仕事、学習、遊びなど我慢や犠牲をはらって頑張ってきたにもかかわらず、一向に収まる気配はなくますます拡大していく様相です。
感染症専門家の指導どおり、一人一人が忠実に予防と拡散防止を行ってきました。さらに多くの人が待ち望んでいたワクチンも、5割以上の人が接種しました。「それなのになぜ」と思うのはだれしも同じでしょう。
拡散防止の方法が不適切なのか、ウイルスがそれを超えるほど強力なのかとの疑問に対して答えが不明確で、医学者の見解も統一されていません。これでは人々の不安はつのるばかりです。
ここで事態を冷静に、考え直してみましょう。

感染しやすさは個人差が大

ウイルスが体内に侵入して、細胞の中でウイルスが増殖をしていくときに細胞を破壊していきます。この現象を「感染による炎症」といいます。感染がエスカレートして悪化していくときに、様々な苦しい症状が現れます。この時、致命的な破壊が起こると死に至ることがあります。
人の身体は、どんな場合も最大限に生命を守るための機能を備えています。たとえウイルスに侵入されても、彼らの暴走を途中で防ぐことができます。ところが何らかの状況で、自己防衛システムがフル稼働できないと、重症化して後遺症を残したり、死亡することもあります。
簡単に感染してしまう人、感染しても軽症もしくは無症状で済む人、ウイルスにさらされても感染しない人、というように同じ条件でも個人差が大きいものです。その要素は、数えきれないほどありますが、共通点も多くあります。感染を左右する条件の重要ポイントが分かれば、無駄なく感染防止ができるので、生活に支障が出ることは少なくなります。
そのポイントの一部については、過去の記事に書いてあるので参照してください。

今までの感染対策は本当に効果があるのか

新型コロナウイルスの感染が人から人へと広がっていくルートは、接触と飛沫とエアロゾル(空気中に浮遊するウイルスなど)によって起こるといわれています。
それを防ぐために、人が触れる所を手あたり次第消毒し、手洗いと手指消毒を何度も行い、どこへ行くにもマスクを付け、人に接触する機会を最小限にしてきたわけです。さらにワクチンの供給が始まり、5割以上の人は接種しています。どこまでやれば治まるのか、出口が見当たらない状況です。これほど結果が現れないということは、根本的に問題があるのではないでしょうか。
ではどこに問題があるのでしょう。

感染ルート…どのようにして感染が起こるのか

感染が広がるルートの大部分は、空気中に浮遊するウイルスを長い時間吸い込んで呼吸器の粘膜にウイルスが多量に付着して発生することが多いのです。ウイルスが多量に含まれる空気を長時間吸い続けると、体内に入るウイルスの数が多くなり感染リスクが高くなります。実際の感染の大半は、『エアロゾルによる空気感染』です。
手や衣服に付着していると思われているウイルスは、通常わずかな量です。その付着ウイルスが、口や目から入ったとしてもわずかな数であり、少量のウイルスを吸い込んでも、感染することはめったにありません。人が触れることが多い手すり、ドアノブ、テーブル、いす、ソファーなどにウイルスが付着していることはほとんどありません。したがって感染予防のためと思われている手指消毒や手洗いは、実はあまり意味がありません。
人がしゃべったり、咳やくしゃみをした時に飛び散る飛沫にウイルスが多く含まれていた時には、感染リスクが大きいといわれていますが、これも実際にはほとんどありません。目の前2~30cmで大声で話をしても、かなり長時間でなければ実際に吸い込む飛沫はわずかな量です。1m離れた位置にいる人の飛沫を吸い込むには、スポーツ選手の肺の吸引力をもってしても難しいものです。
フェイスシールド、マウスシールド、パーティションなどは、飛沫を防ぐ効果はほとんどありません。ビニールカーテンなどは、状況によっては空気の流れを妨げて感染リスクを大きくすることもあります。
マスクは、緻密な素材で、顔に密着するつけ方をしなければ、効果は期待できません。きちんとマスクを密着させて付けている人は、ほんの一部です。
うがいなどは論外です。どんなに長時間しっかりうがいをしても、水が届くのはのどの入り口まででそれ以上奥までは入りません。一番肝心な気道まで、洗い流すことはできないのです。WHOでも、2020年にうがいの効果がないと発表されています。
最も感染リスクが高いのは、換気をしない密閉空間で感染者とともに長時間過ごした場合です。

消毒は本当に有効か

コロナウイルスは、エタノールや次亜塩素酸ナトリウムなどでていねいに消毒すると、ほぼ除菌ができます。しかし、いたる所で消毒をしているのは、ウイルスなどいない場所です。
手でも、どの程度コロナウイルスが付着しているかを検証した例は、ほとんどありません。
アルコール消毒液には、塩素系化合物が添加してあるものが多く見られます。塩素の方が、殺菌力が強力なので併用することが多くなります。空間除菌と称して、部屋の中全体に殺菌剤を充満させるものもあります。
除菌剤が不足していた時には、塩素系漂白剤を薄めて使うことが勧められていました。塩素系漂白剤は次亜塩素酸ナトリウムの濃縮液ですから、1000~2000倍に薄めると、一般に使われている消毒薬と同じものになります。
塩素はウイルスなどに触れると、相手を不活化や破壊する機能があります。それは塩素の強力な酸化作用によるものです。
塩素がウイルスに触れると、ウイルスを形成する原子同士を結合している電子を奪います。電子を奪われたウイルスは、原子同士の結合力が弱くなって機能を失うことになります。これを酸化反応といいます。有機物は、電子を奪われて酸化すると、機能できなくなりやがて破壊していきます。これはウイルスに対してのみ選択的に作用するのであれば問題はないのですが、塩素に触れる人の体にも同様の作用を与えます。薄めた塩素でも毎日長時間にわたって吸い込んでいると、鼻、口、気管、肺にいたる呼吸器官全体にダメージを与えます。一時的吸入であればダメージは少ないでしょうが、日本中どこに行っても塩素ガスが充満しています。その空気を四六時中吸い込んでいたら、人の呼吸器粘膜は大きなダメージを受けます。そのため本来備わっている防御機能が失われて、少ない量のウイルスでも、感染しやすい体になってしまいます。
人体には、外部からの侵入者に対して、何重にも防御機能が備わっています。その自己防衛システムが、外側から徐々に壊されて無防備になっていきます。その状態では、何をしても感染を防ぐことはできないでしょう。コロナウイルスが自然に感染力と毒性を弱らせるのを待つしかなくなります。しかし当分は、変異型が次々に現れて、強力化していくでしょう。

消毒を止めれば感染者は急速に減る

みんなが過剰な消毒を止めれば、感染者は減っていきます。なぜなら、生物を殺す毒物(消毒薬)を吸い込むことがなくなれば、呼吸器の粘膜は健全な状態に快復するからです。
その結果、ウイルスが呼吸器に入り込んできても自動的に排除されるようになります。呼吸器内側の粘膜の表面には一面に繊毛がびっしりと並んでおり、その表面を覆っている粘液(粘着性がある液体)に付着したウイルスは、高速で一定方向に波打つように動く絨毛に乗り胃に向けて移動していきます。胃の中に送りこまれたウイルスは、強酸性の胃液で分解されます。
粘液は1日に60~100ml分泌されますが、分泌量が少ないと粘膜は乾燥状態になり、ウイルスが付着して長く留まり体内に侵入することになります。健康な人の体は、本来何もしなくても感染しないようにできています。
ウイルスは、歴史的に最終的には弱くなっていきますが、現在世界中で変異をくり返している段階ですので、これからも感染力が強く、毒性の強いものが出現する恐れが大いにあります。そして消毒薬にも耐性ができてくる可能性があります。下等生物やこれに類するウイルス等は、適応能力が高いため短期間で環境に順応することができます。
現在、世界中には変異ウイルスが何万種も発生しています。その中で適応力が高い種が残っていきます。

適応免疫による抗体が最強

成人の体内に存在する抗体は、約1兆種類もあります。ふつうの生活をしていれば、日々数えきれないほどの微生物やウイルスなどに接触しているため、長く生きているほど抗体の種類は増えていきます。
自身の体内で自然に造られる抗体は強力で、長期間効力を保ちます。これを適応(獲得)免疫といいます。しかしワクチンなどで人工的に造られる抗体は、短期間で効力を失います。新型コロナワクチンによって造られる抗体は、3~4ヶ月で失われます。したがって6ヶ月毎に接種が必要とされています。副作用が強いワクチンを年に2回も打ち続けたらどんなことになるか、想像できるでしょう。
ワクチンには変性・腐敗しやすい有機物が多く含まれているため保存性を保つ薬物や効力を増強するため多種の薬物が添加してあります。添加薬物には、有害なものが多く含まれています。
コロナワクチンは、従来のワクチンとは異なるRNAワクチンと称するタイプです。RNAワクチンは、細胞内に遺伝情報を投入して新型コロナウイルスが持つ「スパイクタンパク」と同じタイプの特殊タンパクを造ります。その異物に対して自身の免疫システムが抗体を造り、ウイルスの侵入に備えるのがこのワクチンの特徴です。
ところがスパイクタンパクは体内にあっては異物であるため、免疫反応が起こります。この時アレルギー体質を持っている人は、免疫反応が過剰に起こることがあります。過剰反応を起こすことにより、自身の体細胞を傷つけます。時には、生命に関わるほどの激しい反応を起こすこともあります。
よく見られるのは、血液細胞が破壊されて血餅ができ、これが固まって血栓になり、脳、肺、心臓などに詰まり致命的障害を起こすことです。
最も感染リスクが高い医師が、大勢の患者に接していてもめったに感染することがないのは、適応免疫が形成されているからです。マスクを付けていても、すき間から少しずつウイルスを吸い込んでいるため、鼻や口腔内の粘膜で、抗体を造り続けているのです。
コロナ蔓延が始まって1年8か月になります。すでに多くの人の体内には、知らない間に新型コロナウイルスに対する抗体ができています。人々はせっかく獲得した免疫力を、消毒のために自ら台なしにしてしまっているのです。

感染しないために

感染しないためには、ウイルスが好む体にしないことです。ウイルスが繁殖しにくい状態は、血液や細胞内に不要なゴミ(老廃物)がたまっていないきれいな体です。そのためには、シンプルな食事で食べすぎや間食をせず、よく動く生活をすることです。
適応免疫は、怖がらずに感染しない程度のウイルスを少しずつ体内に入れていけば自然に強い抗体が造られます。ウイルスは、人が集まる場所を避けなければ少しずつ入ってくるでしょう。換気がされていない密閉空間に長時間居なければ、感染することはほとんどありません。

※ 次回は、もし万が一感染したかもしれない思った時、すぐに適切な対処をするにはどうしたらよいかをお伝えします。
安心・安全な生活法についても、具体的な内容をお伝えします。
今は、感染しても自分で対処するしかない状況です。
保健所も病院もパンク状態です。救急車を依頼しても、受け入れてくれる病院がなかなか見つからないでしょう。
自分で適切な対処ができるよう、学びましょう。